ラケットインプレ Head Pro Tour 2.0 ヘッド プロツアー 2.0
※日本でも買えるようになりました!購入リンクはページの最後に!(2020/7/1更新)
今回はHeadの「Pro Tour 2.0」のインプレッションです。
海外限定で発売されているラケットで、Headの名器「Pro Tour 630」の復刻版です。
ちなみに「Pro Tour 630」 は、King Of Prostockと呼ばれる?Head PT57a のベースモールドと言われており、未だに愛好家が存在するラケットです。このラケットの特徴は最近PrinceがTxtremeと組み合わせて使用している「Twaron」を素材に含めることで柔らかい打感を実現している点と言われています。
この「Pro Tour 2.0」はそのTwaron非配合で復刻したとのこと。
果たしてどう違うのか。(PT57A、Pro Tour 630と比較は後日掲載します!)
(商品説明)
重さ(ウエイト) :平均325g
スウィングウェイト:335
バランス:平均31.5cm
サイズ/レングス:27.00インチ
フェイス面積:98平方インチ
フレーム厚:20/20/20mm
ストリング・パターン:18x20
RA:65(PT57Aは59、Pro Tour 630は58と言われますから硬めに思えます)
前にインプレした「Wilson Ultra Tour 97」にも近いところがありますね。
薄めのボックスフレームで18x20という密なストリングスパターン・・・さらに重量もある。簡単ではないことは間違いないと思われるヤツですね。
(インプレッション)
※今回の使用ストリングスは「Head LYNX 125」(メーカー張りのもの)です
・邪魔にならない振り抜き感
・パワーアシストはほぼ無いが、振った分はそこそこ飛ぶ。
・スピンはかける意識が必要
・特徴的な独特のホールド感!!
[フラットドライブ推奨~男性]
厚めに当てて振り抜いてスピンをかける、タイプの人じゃないとなかなか難しそう。擦る系には適合しません。中途半端に振れば棒玉アウトが発生します。フットワークも大事ですね・・・。あとは重量を扱えるかどうか。振れる男性向けに限定されそうです。
[コントロールするためにはしっかり振る]
16x19に慣れている方だと苦労しそうな感じ(私です)。慣れは必要かもしれません。中途半端にフラットで当てるだけだとアウトするので、やはりしっかり振ること。
[スピンは、頑張りましょう]
当然グリグリ系にはなりませんので、上記のとおり。古き良き薄ラケの世界観でしょうかこのあたりは。
[打感はかなり良い!]
とにかくホールド感は特徴。これはPT57Aと共通した感覚がありました!これだけでもこのラケットを使う価値があるかもしれません。なおRA65ということですが、硬い感じは全くありません(当然か)。ホールド感も相まって全体的に柔らかい印象です。
[18x20路線の方なら・・・]
近年は16x19が主流になりつつあるので、、、18x20をどう考えるかだと思います。コントロール性の絶対値は18x20の方が高いことは間違いない。総合的に見て自分のやりたいテニスに合うのかどうかでしょうか。
・特徴的ホールド感がクセになるかも。柔らかい点は使いやすいかも。
・これでコートに収まるように練習したらかなり強力なストローカーになれそう(簡単ではないかも汗)。
使えたら18x20の方が絶対有利だと思うんですよね。使えたら・・・。
ソフトテニス出身者はフットワークが出来上がっている人も多いので、大学生になってテニスを始めたソフトテニス出身男子・・・ぜひ使ってみてほしい!
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〇Tennis Warehouse
※2020/7/1追記
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