ラケットインプレ Wilson Blade プロストック
Wilsonのプロストック紹介はBladeから。
Bladeのプロストックといっても、どのくらいのモールドがあるのかはわかりません。
私が使用したことがあるのが、今も多くの選手が使用していると言われている、Kbladeモールド(18x20)。ラオニッチ、チチパスなどがこのモールドを使用していると言われています。
パラレルドリル(ストリングホールがストリング内面と平行に空いている)非搭載、基本リプレイスメントグリップが黒地に黄色のホール?の空いたシンセティックであることなどが目印になります。あとはCVペイントなのにグリップサイズのシールが昔のものだったなど、細かい差異もあったりするようです。
16x19に関してはどれだけモールドがあるのか分かりません。
CVペイントのものを所有していましたが、重量は300g近辺でトップヘビーと市販品とは大きく変わりませんでした。CV登載のものと比べると明らかにフレームが軟らかくキレのある打感がとても良かったです。黒銀のBladeを思い出しました・・・。
CV Blade ペイントのプロストックは基本グロス(つやつや)の塗装ですね。
他にも、Bladeプロストックには、Sパターン(18x17、18x16)が存在しているようです。
Bladeプロストックは全体的に見て?、H22と比べるとやや硬め(RA65前後)でホールド&レスポンスの良さのバランスが取れたフレームという印象を持っています。H19やH25は全然別のキャラですね。
プロストックの中では比較的手に入れやすいと思うのですが、「これぞプロストック」という分かりやすい特長はないかもしれません。ただフレームとしては癖なく使いやすく市販品より優れた部分(私の感じたのは球の飛び感)があるので、大会とかに出る人には向いている気もします。Hシリーズはそれぞれ個性(クセ?)があるので・・・。
プロストックの入り口に良いと思います。私も1本は持っておきたい気がしてます。