ラケットインプレ Head Pro Tour 630 ヘッド プロツアー 630
今回はHeadの「Pro Tour 630」のインプレッションです。
「Pro Tour 630」 は、King Of Prostockと呼ばれる?Head PT57a のベースモールドと言われており、未だに愛好家が存在する名作ラケットです。このラケットの特徴は、最近PrinceがTxtremeと組み合わせて使用している「Twaron」を素材に含めることで柔らかい打感を実現している点と言われています。
今回はPro Tour 2.0、PT57aと比較しながら使用しました。
(使用したラケットの個体スペック)
重さ(ウエイト) :ガット無し334g
スウィングウェイト:304
バランス:平均32.0cm
サイズ/レングス:27.00インチ
フェイス面積:98平方インチ
フレーム厚:20/20/20mm
ストリング・パターン:18x20
RA:58くらいだそうです(PT57Aは59、Pro Tour 2.0は65なのでかなり柔らかい)
今回は比較のためフルキャップグロメットに換装しました。重くなりましたね・・・。
(インプレッション)
※今回の使用ストリングスは「Head LYNX 125」です
・邪魔にならない振り抜き感
・とても柔らかくて、しなやかなラケット
・スピンは自分でかける意識が必要
[フラットドライブ推奨~男性]
しっかり当てて振りきれる人向け。擦る系は×。ラケット自体の重量はあるし、しっかり詰まった重量感のあるラケットなので適切なインパクトができれば当てる系でも使えるかもですが。。このサイトの趣旨からすると、ラケットを振り慣れた男性ソフトテニス経験者が対象になりそうです。
[スピンは、頑張りましょう]
棒玉系アウトが出るかでないかで合う合わないを判断しましょう。私はプレー前半であればかなり快適に(柔らかい打感で)使えましたが、後半やはり振れなくなってきてから大変でした。
[とにかくしなやか]
自然にたわみ、自然にホールドし、自然に弾く。結果全体的に柔らかい印象、という感じです。独特のホールド感のPT57Aとそれに似た印象があるPro Tour 2.0とは少し違う印象を受けました。
[自分の体力に見合えば]
柔らかな打感と18x20のコントロール性。このスペックできちんとスピンがかけられる人ならとてもおすすめです。試合に出る人なら複数試合使い続けられるかどうか。あとは良い状態のものを入手するのが簡単ではない点が課題でしょうか。柔らかい打感が好きな方なら一度使ってみるといいと思います!なんせ名器です。
・しなやか、柔らかで振り抜きよし。こういうラケットで練習しはじめるといいのでは
・癖のない柔らかさと、振り抜いても飛びすぎない(棒玉アウト除く)
・つまり、振り続けられる人には合いそうw
Pro Tour 2.0に同じく、フットワークが出来上がっているソフトテニス出身者におすすめ!
とはいえオークションなどで買うしかないのはつらい・・・。
代替機として自分がイメージするのはWilson Blade 98(18x20)。
カウンターヴェイル搭載のV6は少し硬かった印象ですが。
V5(黒緑)以前か、、、最新版もCV非搭載で柔らかくなったかもしれません。
買うなら安定のロブさん
前のモデルなら中古ラケットワールドさんで探すのもおすすめ
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