プロストックラケットの(Prostock)真偽について考える①
プロストックラケット(Prostock Racket)
皆様、オンラインショップで店頭でテニスラケットを買う時、例えばhead Speed Proであれば(ジョコビッチモデル)というような記載を目にした記憶はありませんか?
ラケットにくっついている紙に選手の顔写真が載っていることもあります。
PureStrikeはティエム使用モデルということになっています。
しかし、選手の多く?は、その店頭に吊り下げて販売されている「〇〇使用モデル」というラケットは使っていません。全く別のラケットを最新のラケットと「同じ塗装をして」同じような色を塗ったラケットを使っているのです。これを「Paint Job(ペイントジョブ)=PJ」と呼びます。
と、ここまでが前段です。プロストックラケットについての情報としてここまでは間違いないと考えています。
実際にアンディ・マレーは「ジュニアのころからずっと同じラケットを使っている」とインタビューでも語ったことがあるそうです。公式にはHeadの「Radical」シリーズを使用していることになっています。
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ところがこのシリーズ、ある時期からフレームの形状が「ラウンド形状(丸みがかっている)」のはずなのですが、彼のプレーする写真を見ると、ラケットは完全に「ボックス形状(角が立った四角ばった形)」にしか見えません!(是非検索してみてください)
彼が使用しているラケットは巷では「PT57a」と呼ばれます。これは昔のHeadのラケット「Pro Tour 630」の金型(モールド)でずっと作り続けているそうです。
別の例を挙げます。
ラファエル・ナダルは公式にはBabolat「Pure Aero(ピュアアエロ)」を使用していることになっています。
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しかし彼が使っているのはピュアアエロの前モデル「Aero Pro Drive(アエロプロドライブ)」の初期モデルを使い続けているということです。これも有名な話しで、今彼の使っているラケットはピュアアエロのPJですが、パーツを見れば違うことが良くわかります。(これも是非検索してみてください)
ここまでの話を聞いて、皆様はどう思いましたでしょうか?
私はこのプロストックの話を聞いてから「ひょっとしてプロが使っているラケットを自分が使えば、少しはプレーのレベルが上がるのではないか(ひょっとしたら劇的に変わるかも!?)」と考えましたw
そしてついにプロストックラケットを購入するに至ったのです・・・。
次回へ続きます・・・w
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