ソフトテニス（軟式テニス）経験者のための　　　　　　テニス（硬式）情報

このブログは、これからテニスを始める、始めようかと思っているソフトテニス（軟式テニス）経験者への情報提供を目的としたページです。ラケットインプレが中心の予定。

＜ソフトテニス（軟式テニス）経験者におすすめのセッティング（ラケット＋ストリングス）②Polyfibre Black Venom（ブラックヴェノム）

ソフトテニス（軟式テニス）経験者へ ストリングスインプレ

今日はソフトテニス（後衛）経験者の私が、同じくソフトテニス経験者におすすめするストリングスを紹介します。

 

「ソフトテニス経験者はスイングスピードが速いのでアウトしやすい」

という課題を解消しつつ、慣れた打球感に近づける選択としては、以下がポイントになります。

・スピンのかかりやすいストリング＝ポリ系

・ガチガチに硬いストリングスだと打感が硬すぎる＝柔らかめポリ

 

オススメ第１位

「ポリファイバー　ブラックヴェノム」

[http://

 

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柔らかくてスピンが良くかかります！ワイドに切れるスライスサーブが武器になるストリングス。上記リンク先のテニスデポさんでは、な、何と一張り630円！。他のショップでも比較的安価で販売されているので財布にも優しいです。

私は切れない方なので、耐久性は何とも言えませんが、、、。テンションやスピン性能はそれなりに落ちる印象なので、気に入ったらロールで買ってマメに張り替えが良いでしょう。

 

なお、メーカーのPolyfibreはあまり有名でないですが、ポリエステルではなくポリエチレン（ビニール袋とかの素材です）を使ったストリングスを多く販売しており、どれも柔らかい打感が特徴です（ポリエステルストリングも作っています）。

 

例えば、黄色いカラーが印象的なTCS（https://a.r10.to/hzeOY8）や、ブラックヴェノムにラフ加工（表面加工）を施したブラックヴェノムラフ（https://a.r10.to/hzzt8y）など。他にも種類がありますが、スピンのかかり具合からイチオシは無印ブラックヴェノムです！

 

私はこのストリングスに変えてから試合に勝てるようになりました。

それまではひたすら打ってアウトして負けていたのが嘘のように・・・（本当です）。

当時はナイロンモノ→ナイロンマルチで飛びを抑える方向で調整していましたがこれに変えたら一気に問題が解消されました。今でも大体のラケットにはまずこれを張ってみます。

 

ただ、コントロール系のラケット（薄ラケ系）との相性は間違いないですが、少しパワーのあるラケットの場合、もう少し硬くてボールを潰せるものが選択肢に入ってくると思います。

 

そのおすすめ第２位はまた次回に！

 

ちなみにAmazonで買い物される方は、こちらが最安みたいですよ！

 

＜ソフトテニス（軟式テニス）経験者におすすめのセッティング（ラケット＋ストリングス）①＞ソフトテニス（軟式テニス）経験者がテニス（硬式テニス）で上達するためのポイントを考える

ソフトテニス（軟式テニス）経験者へ ストリングスインプレ

今回はガット（ストリングス）について書きます。

 

ソフトテニス（軟式テニス）経験者にとってテニスでの課題は

「ボールが飛び過ぎてしまうこと」。

ソフトテニス経験者が乗り越える壁はまずここです。

 

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せっかくでき上っているスイングを無駄にしないことをベースとして考えていく点は下の二つ。

・ラケット

・ガット

 

そして最も重要なのが「スピン（トップスピン）」です。

 

ソフトテニスのボールは潰れやすいので、スイングの力で厚くフラットに当てて飛ばす（あるいはボールが変形するくらいカットして弾ませなかったりする）というスタイルになります。

 

対して、テニス（硬式）はボールが硬いため、スイングの力でボールは変形せずに、その力を受けた分飛んで行ってしまう、というイメージでしょうか。

 

このギャップを埋めるために「スピン」が必要です。

 

☆ガット（ストリングス）は回転がかかるものを優先して考えましょう☆

 

極論で言えば、ナイロン系のガットは避けた方がいいと思います（特に男性）。なぜならボールが良く飛ぶからです。

 

選ぶなら、ポリ（エステルorエチレン）です。なぜならスピンがかかりやすいからです。

 

 

私は初め「硬くてスピンのかかるラケット（100平方インチ）」＋「ナイロン（モノ」のガット」でした。打感の硬さに慣れませんでした。面が大きく感じました。

 

次に「柔らかくてスピンのかかるラケット（93平方インチ）」＋「ナイロン（モノ）のガット」。柔らかくて気持ちよく打てましたが、試合でコートに収まりませんでした。

 

次は「柔らかくてスピンのかかるラケット（93平方インチ）」＋「ナイロン（マルチ）のガット」。これも柔らかくて気持ちよく打てましたが、やはり試合でコートに収まりませんでした。

 

続いては「柔らかくてスピンのかかるラケット（93平方インチ）」＋「ポリ（エチレン）のガット」。ついに試合でもコートに収まるようになりました、がハードヒッターと対戦すると押しこまれた時などに対抗できない（飛ばない）。

 

そしてついに「柔らかめでスピンのかかるラケット（95平方インチ」＋「ポリ（エチレン）のガット」。飛びとスピンのバランスが良くなり、ストロークで相手を押し込み、試合に勝てるようになりました！

 

これは一例で、打感が気にならないようなら「硬くてスピンのかかるラケット（100平方インチ）」＋「ポリ（エステル）」というプロ的なチョイスもあるでしょうし。

 

結論的には、球の勢いが死なない範囲で、コートに収まるセッティングを考えてください（あたりまえ）。

 

次回は具体的におすすめのガット（ストリングス）を紹介していきます。

 

ラケットインプレ　Head Pro Tour 630　ヘッド プロツアー 630　

プロストックラケット ラケットインプレ

今回はHeadの「Pro Tour 630」のインプレッションです。

 

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「Pro Tour 630」 は、King Of Prostockと呼ばれる？Head PT57a のベースモールドと言われており、未だに愛好家が存在する名作ラケットです。このラケットの特徴は、最近PrinceがTxtremeと組み合わせて使用している「Twaron」を素材に含めることで柔らかい打感を実現している点と言われています。

 

今回はPro Tour 2.0、PT57aと比較しながら使用しました。

 

（使用したラケットの個体スペック）

重さ（ウエイト） ：ガット無し334g

スウィングウェイト：304

バランス：平均32.0cm

サイズ/レングス：27.00インチ

フェイス面積：98平方インチ

フレーム厚：20/20/20mm

ストリング・パターン：18x20

ＲＡ：58くらいだそうです（PT57Aは59、Pro Tour 2.0は65なのでかなり柔らかい）

 

今回は比較のためフルキャップグロメットに換装しました。重くなりましたね・・・。

 

（インプレッション）

※今回の使用ストリングスは「Head LYNX 125」です

 

・邪魔にならない振り抜き感

・とても柔らかくて、しなやかなラケット

・スピンは自分でかける意識が必要

 

［フラットドライブ推奨～男性］

しっかり当てて振りきれる人向け。擦る系は×。ラケット自体の重量はあるし、しっかり詰まった重量感のあるラケットなので適切なインパクトができれば当てる系でも使えるかもですが。。このサイトの趣旨からすると、ラケットを振り慣れた男性ソフトテニス経験者が対象になりそうです。

 

［スピンは、頑張りましょう］

棒玉系アウトが出るかでないかで合う合わないを判断しましょう。私はプレー前半であればかなり快適に（柔らかい打感で）使えましたが、後半やはり振れなくなってきてから大変でした。

 

 ［とにかくしなやか］

自然にたわみ、自然にホールドし、自然に弾く。結果全体的に柔らかい印象、という感じです。独特のホールド感のPT57Aとそれに似た印象があるPro Tour 2.0とは少し違う印象を受けました。

 

［自分の体力に見合えば］

柔らかな打感と18x20のコントロール性。このスペックできちんとスピンがかけられる人ならとてもおすすめです。試合に出る人なら複数試合使い続けられるかどうか。あとは良い状態のものを入手するのが簡単ではない点が課題でしょうか。柔らかい打感が好きな方なら一度使ってみるといいと思います！なんせ名器です。

 

＜ソフトテニス（軟式テニス）経験者におすすめのポイント＞

・しなやか、柔らかで振り抜きよし。こういうラケットで練習しはじめるといいのでは

・癖のない柔らかさと、振り抜いても飛びすぎない（棒玉アウト除く）

・つまり、振り続けられる人には合いそうw

 

Pro Tour 2.0に同じく、フットワークが出来上がっているソフトテニス出身者におすすめ！

 

とはいえオークションなどで買うしかないのはつらい・・・。

 

代替機として自分がイメージするのはWilson Blade 98（18x20）。

カウンターヴェイル搭載のV6は少し硬かった印象ですが。

V5（黒緑）以前か、、、最新版もCV非搭載で柔らかくなったかもしれません。

 

買うなら安定のロブさん

 

 

前のモデルなら中古ラケットワールドさんで探すのもおすすめ

[http://中古ラケットワールド:title]

 

 

 

ラケットインプレ　Head Pro Tour 2.0　ヘッド プロツアー 2.0　

ラケットインプレ プロストックラケット

※日本でも買えるようになりました！購入リンクはページの最後に！（2020/7/1更新）

 

今回はHeadの「Pro Tour 2.0」のインプレッションです。

 

海外限定で発売されているラケットで、Headの名器「Pro Tour 630」の復刻版です。

ちなみに「Pro Tour 630」 は、King Of Prostockと呼ばれる？Head PT57a のベースモールドと言われており、未だに愛好家が存在するラケットです。このラケットの特徴は最近PrinceがTxtremeと組み合わせて使用している「Twaron」を素材に含めることで柔らかい打感を実現している点と言われています。

 

この「Pro Tour 2.0」はそのTwaron非配合で復刻したとのこと。

果たしてどう違うのか。（PT57A、Pro Tour 630と比較は後日掲載します！）

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（商品説明）

重さ（ウエイト） ：平均325g

スウィングウェイト：335

バランス：平均31.5cm

サイズ/レングス：27.00インチ

フェイス面積：98平方インチ

フレーム厚：20/20/20mm

ストリング・パターン：18x20

ＲＡ：65（PT57Aは59、Pro Tour 630は58と言われますから硬めに思えます）

 

前にインプレした「Wilson Ultra Tour 97」にも近いところがありますね。

薄めのボックスフレームで18x20という密なストリングスパターン・・・さらに重量もある。簡単ではないことは間違いないと思われるヤツですね。

 

（インプレッション）

※今回の使用ストリングスは「Head LYNX 125」（メーカー張りのもの）です

 

・邪魔にならない振り抜き感

・パワーアシストはほぼ無いが、振った分はそこそこ飛ぶ。

・スピンはかける意識が必要

・特徴的な独特のホールド感！！

 

［フラットドライブ推奨～男性］

厚めに当てて振り抜いてスピンをかける、タイプの人じゃないとなかなか難しそう。擦る系には適合しません。中途半端に振れば棒玉アウトが発生します。フットワークも大事ですね・・・。あとは重量を扱えるかどうか。振れる男性向けに限定されそうです。

 

［コントロールするためにはしっかり振る］

16x19に慣れている方だと苦労しそうな感じ（私です）。慣れは必要かもしれません。中途半端にフラットで当てるだけだとアウトするので、やはりしっかり振ること。

 

［スピンは、頑張りましょう］

当然グリグリ系にはなりませんので、上記のとおり。古き良き薄ラケの世界観でしょうかこのあたりは。

 

 ［打感はかなり良い！］

とにかくホールド感は特徴。これはPT57Aと共通した感覚がありました！これだけでもこのラケットを使う価値があるかもしれません。なおRA65ということですが、硬い感じは全くありません（当然か）。ホールド感も相まって全体的に柔らかい印象です。

 

［18x20路線の方なら・・・］

近年は16x19が主流になりつつあるので、、、18x20をどう考えるかだと思います。コントロール性の絶対値は18x20の方が高いことは間違いない。総合的に見て自分のやりたいテニスに合うのかどうかでしょうか。

 

＜ソフトテニス（軟式テニス）経験者におすすめのポイント＞

・特徴的ホールド感がクセになるかも。柔らかい点は使いやすいかも。

・これでコートに収まるように練習したらかなり強力なストローカーになれそう（簡単ではないかも汗）。

 

使えたら18x20の方が絶対有利だと思うんですよね。使えたら・・・。

ソフトテニス出身者はフットワークが出来上がっている人も多いので、大学生になってテニスを始めたソフトテニス出身男子・・・ぜひ使ってみてほしい！

 

買えるのはこちらからです。

 

〇Tennis Warehouse

 ※2020/7/1追記

何と日本でも購入できるサイトがありました！いつも単張りガットでお世話になっているAMUSEさんです！

 

ぜひ検討してみてください。

一緒にガットを買ってもお得ですよ！

ラケットインプレ　Wilson Ultra Tour 97　ウィルソンウルトラツアー97

ラケットインプレ プロストックラケット

今回はWilsonの「Ultra Tour 97」のインプレッションです。

 

最近、プロストックラケットについて研究している関係でこのラケットにも手を伸ばしてみました。

 

Ultra Tour 97はガエル・モンフィス選手の要望でウルトラシリーズにラインナップされたと言われています。

彼が今使用していると言われているのが「H19」というモールド（モデル）で、このUltra Tour 97はそのH19と同じモールド（金型）で作られた、と言われています。

 

かなりのハードスペックの印象もあり、ネット限定で販売されていたことも相まって謎のラケット的な位置付けでしたが、その使用感はいかに・・・。

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＜メーカーホームページより＞

ガエル・モンフィス選手、マディソン・キース選手、ボルナ・コリッチ選手等が使用する、ULTRAシリーズ最上位機種。

 

（商品説明）
重さ（ウエイト） ：平均305g
バランス：平均31.5cm
サイズ/レングス：27.00インチ
フェイス面積：97平方インチ
フレーム厚：20/20/20mm
ストリング・パターン：18x20

 

薄めのボックスフレームで18x20という密なストリングスパターン・・・回転かからなそう、難しそうなイメージです。

 

他のウルトラシリーズに登載されている機能（クラッシュゾーンなど）も全く搭載されておらず、シリーズ内でも異色の存在です。

 

（インプレッション）

※今回の使用ストリングスは「ルキシロン SMART 1.30」です

 

・振り抜きは悪くない。邪魔しないサイズ

・パワーアシストはほぼ無いが、振った分は飛んでくれる

・スピンは意識すればかかる、意識しなければかからないw

・ホールド感もしなり感もあるが、なぜか金属感もある

・明確な「スイートスポット」がある（狭そう）

 

［振れる方向け］

ストリングスとの組み合わせがあると思いますが、思いの外使いにくさは感じません。

ただ、18x20なので振れないと話にならないと思います。ヘッドサイズ的には気になる大きさではないのでどんどん振る人にいいと思います。ラケット自体の重さはさほどでもないので、しっかり振ってフラットで潰す～フラットドライブで振り抜く必要があると思います。

 

［飛ばなくは、ない］

ミスショット以外はイメージ通りに飛びます。飛びすぎない安心感があるので、思い切って振っていけるのは良い点だと思います。

 

［スピンはかからなくは、ない］

18x20の割にスピンはかかります。が、16x19のラケットのようにオートマチックにかかるわけではないので意識はした方がいいです。しっかり当てながら自分の力で回転をかけていく印象。それができれば良質な球が打てます。私は他のラケットよりもスピンサーブが回転をかけやすい印象がありました。ただ擦る系のスピンには向いてないです。あくまで厚めに当てた上で、です。

 

［打感は振動止めで調整しましょう］

私は普段使っている「キモニーサウンドバスター」を付けて使いましたが、柔らかさを感じると同時に少し金属的な打感を感じる時がありました（スイートスポットを外した時か）。気になる方はもう少し強力な振動止めを選んだらよいでしょう。

 

［分かりやすいスイートスポット］

 他のラケットでは感じたことが無いほど明確にスイートスポットを感じました。打球音から違います。なので自分で自分のストロークの良し悪しを判断できて良いです。このポイントを見つけるとさらに振っていきたくなりました。

 

［オーバーヘッド系も操作しやすい］

ソフトテニス後衛出身のため、ボレーは苦手なのですが（笑）このラケットは思いの外良かった。変な挙動はしない印象で、ボレーが上手くなった気がしました。

 

コントロールはピンポイントで狙えるし、打感は柔らかいし、飛びすぎないからしばけるし、しばいたら気持ちいいし、といいことづくめ。「振れる人」という大前提はありますが、余計な味付けが無く、使う人を育ててくれるラケットなのではないでしょうか。ひたすら振り抜くストローカーに是非使っていただきたい。

 

＜ソフトテニス（軟式テニス）経験者におすすめのポイント＞

・飛びすぎないから安心。距離感は振り方とストリングスで調整しましょう！

・変な癖はつかなそう。ソフトテニスの経験を活かして、あらたな技術を身に付けるには良さそう

・打球感は柔らかいのでストリングスと振動止めで調整すればＯＫ

 

錦織選手モデルの「Ultra Tour 95（JPも含め）」とはかなりタイプが違います。


 

こっちはこっちで向いてるソフトテニス経験者もいると思いますが・・・（小さい面とスピンがかかる）。

 

Ultra Tour 97に関しては、ガットは飛距離とスピンで選定してください。少し飛ばないなと思ったらナイロン系。もっとスピンをかけたいなと思ったらポリ系でいいと思います。

 

癖が無いので味付けも色々と考えられるこのラケット。私は固めのポリで潰す系に挑戦してみたいと思います。

 

すでにウルトラシリーズは新バージョンが販売されている（上記のカラー）ので、買うなら早いうちが良いかも・・・。と、ロブさんではセール販売しています！この値段なら思い切って買うのもありかと。


 

中古で問題なければこなれた価格で出てきているので、定期的にチェックしてみましょう。

〇中古ラケットワールド：https://www.rakuten.ne.jp/gold/pfworld/smart/]

ラケットの「コード」について（Prince編）　プロストックラケットの（Prostock）真偽について考える④

プロストックラケット

○Prince prostockに関して

プリンスのリテールではないラケットには、スロートにコードナンバーが記載されている場合や、シュリンクされたグリップビニールの上に紙が貼られているなどで判別することができるようです。また「experimental」の記載がある黒塗り（他の色もあり）ラケットも多く存在します。（それらの全てがプロストックラケットであるとは言い切れないと思います。）

 

参考にした海外サイトではコードナンバーの数字の後に「P」が入っているのがプロストックでその他はプロトタイプ等のテストモデルだ、と言い切る方がいらっしゃいましたが、そうとも限らないのではないかと考えます。「P」のないラケットにパーソナルネームが記載されたものもあります。（下記プイユパーソナルも該当）

 

例）

○リュカプイユパーソナル：

TC303C-100 7T42M（Prince Textreme Tour 100P）

Head size:100sq／strang:348g／balance326mm／RA62／grip:Prince calfskin leather

○同モデル市販品：

TC303A-100 7T42M（Prince Textreme Tour 100P）

Head size:100sq／strang:326g／balance320mm／RA66／grip:Prince resi pro

とても興味深い差です・・・。

 

（プロストックとした販売されていたリスト）※随時更新します

TX233P-95 CT4 27.5”　：RA68,SW328,strung345.2g,12pt,Rabel95 O3 black

TX233A-95 CT4 27” ：RA69,sw312,strung340.6g,12pt, Rabel95 O3 black

TX141-100 LB 27.5 TOUR WEIGHT ：O3 Tour

TX141P-100 TX4C ：　O3 TOUR 100？11oz,16x18,EXO3 Tour 100コスメ※四角穴のコスメだが空いている穴は楕円形

TX265B-98 CT2：16x20,12oz,EXO3 Tour 100コスメ

TX250P ：16×18 100,310,311,RA56 O3tourコスメ

TX250P-100 CT3B 27.5” ：11oz,16x18,EXO3 Tour 100コスメ

TX235P-95 CT2A 27” ：95 325g,18×20 tour95コスメ

TX235P-95 CT2A 27” ：95 10.8oz,18×20 Rabel95コスメMonfils Mold

TX236P ：unst11oz,100 EXO3 Black

TX220A-95 27.5”：unst11.8oz

TX220C-95 CT3 27” ：11.8oz,18x20,blackout

TX220C-95 CT3 27” ：293g, rebel95コスメ

TX220P-95 CT4 27” ：334.5g、rebel95コスメ

TX220P-95 CT4 27.5” ：unst11.9oz, rebel95コスメ

TX220P ：10.9oz,27inch,Tour95コスメ

TX274A-98 CT4C 27：10.8oz,EXO3 Rebel 98 OLGA GOLYSHEV

TX274B-98 CT2A ：10.7oz,EXO3 Rebel Team

TX233C-95 CT2 27” ：unstrung10.6oz,95,16x18 ignite95 rebel95コスメ

TX234C-95 CT2 27” ：unstrung10.6oz,95,16x18 ignite95 rebel95コスメ

TX234C-95 CT2 ：TOUR 95コスメ,16x18,11oz27.5

TX254A CT2-1A 27”： strung323g,sw325,16x19, rebel95コスメ

TX236A-100 TK2A ：o3 White　シャラポワ

TX236B ：EXO3 Black Team RiK Voest

TX201A-97=CT2-2 27”：

TX201A-97=CT2-2 27.5” ：Orange exmerimental,16x18,12oz

TX222P-100 H1-2 27.5” ：unstrung11.1oz,blackout

TX222P-100 H1-2 28” ：unstrung11.5oz,blackout exo3 Graphite 100

TC189P-95 H4-1 27” 7TX15<Y> ：18x20 o3 Hybrid Tour コスメ

TC55A-93 ：16x19,Capriti（Diabloコスメあり）

TX200A-100 TX2A 28.5” ：o3 Speedport Black

TC66P-100 H3C 27” ：TRIPLE THEAT GRAPHITE Santangelo

TX253P ：EXO3 Black104 9.9oz

TX236P-TK2A 27.5” ：unst11oz,100sqEXO3 BLACKコスメ

TX151P-100 28.0” TK4B ：O3 White 298g

TX151P-100 27.5” TK4B ：O3 White 298g

TX141P-100 TK3E 27” ：100,Ozone Tour MP

TX264A CT3-1A ：100sq,11oz,18x20 exo3 Tour

TX141P-100 27”TX4C ：O3 Tourコスメ

TX221P-90 H2-2A 27” ：unst315g,3100cm,sw282,orange Experimental? Gael Monfils name

TC0A-107;7TX32＜Y＞ ：Graphite110Originalコスメ

TX116 LB：unst11.4oz,TourNXGGraphiteコスメ

TX182P-100 TX4C 28”：experimental sharpova

？BRYAN Bros 100sq 27.5 st364g,12pt,16x19,EXO3 Rebel 95コスメ

？James Blake 16x20,st12.3oz,Blackout&name

？Ajeet Rai Textreme Phantom Pro 100P

 

（市販品リスト）※https://www.sgssports.co.nz/stringing-instructions/ より転載

Beast 100-7T45V-TC319

Beast 100.265g-7T45X-TC319

Beast 104-7T45T-TC317

Beast 104 Pink-7T47H-TC317

EXO3 Black-7TU89-TX236A

EXO3 Graphite 93-7TQ32-TX232A

EXO3 Ignite 95-7TQ33-TX233A

EXO3 Ignite Team 95-7TU80-TX233C

EXO3 Pink-7T12S-TX260B

EXO3 Rebel 95-7TQ28-TX220A

EXO3 Rebel 98-7T18G-TX274A

EXO3 Rebel Lite 98-7T18K-TC246A-98

EXO3 Rebel Team 98-7T18H-TX274B

EXO3 Rebel Team 95-7TQ29-TX220C

EXO3 Red 105-7T12R-TX260A

EXO3 Silver 115-7T12P-TX285A

EXO3 Tour 100 18×20-7T12U-TX255A

EXO3 Tour Lite 100-7T12V-TC261A

EXO3 Tour Team 100-7T12W-TX263A

EXO3 Warrior 100-7T18B-TX279B

EXO3 White-7TU86-TX239A

Junior Tour 100P 25in-7T49K-JC32

Junior Tour 100P 26in-7T49H-JC31

Lightning 105-7T43K-TC306A-105

Lightning 110-7T42J-TC128D

O3 Blue-7T28BL-TX148

O3 Silver-7T28K

O3 Red-7T32R

O3 Tour-7TR06

O3 White-7T28M

O3 Speedport Black-7TY21-TX200A

O3 Speedport Blue-TX173

O3 Speedport Platinum-7TY54-TX175

O3 Speedport Red-TX174

O3 Speedport Silver-TX172

O3 Speedport Tour-7TY22-TX201A

O-Zone Four-7TY25-TX148C

O-Zone Seven-7TY26-TX133C

O-Zone Tour-7TY73

Phantom Pro 100P-7T44L-TC312

Phantom Pro 100-7T44M-TC313

Premier TXT 105-7T43T-TC310A-105

Premier 105 ESP-7T35A-TX290A

Premier 105L ESP-7T35B-TX290B

Premier 110-7T43A-TX315

Premier 115-7T34Y-TX298A

Premier 115L ESP-7T34A-TX298B

Premier TXT 120-7T43R-TC308A

Scream Pro 105-7T49Y-TM29E

Spectrum Elite 110-7T49X-TC68

Thunder Extreme 100-7T44T-TC288

Tour TXT 95-7T40M-TC300A

Tour 98-7T35U-TX274

Tour Pro 98-7T35V-TC292B-98

Tour 98 ESP-7T35W-TX285A-98

Tour TXT 100T-7T40H-TC299A

Tour TXT 100L-7T42L-TC299C-100

Tour TXT 100P-7T42M-TC303A-100

Tour 100 16×18-7T35K-TX250

Tour 100 18×20-7T35M-TX255

Tour 100T-7T35Q-TX263

Tour 100T ESP-7T35R-TX284A

Tour 290-7T49A-TC299

Tour 100L-7T49B-TC323

Warrior 100-7T35C-TX279

Warrior 100 ESP-7T35F-TX286A-100

Warrior 100L ESP-7T35G-TX286B

Warrior Pro 100-7T35H-TX293A

Warrior TXT 100-7T42F-TC311A

Warrior TXT 100T-7T42G-TC311B

Warrior TXT 100L-7T42H-TC311C

Warrior TXT 107-7T40D-TC298A

Warrior TXT Pink 107L-7T42K-TC298C

Warrior TXT 107 Ltd-7T43U-TC298A

Warrior TXT 107T-7T40C-TC298B

 

市販品リストは、プロストックとして購入する際に参考になると思います。

これに合わない物を選べは基本的には市場で売っていない品になるかと。

Princeのプロストックは安価で入手しやすいので試しやすいと思います。

ラケットの「コード」について（Head編）　プロストックラケットの（Prostock）真偽について考える③

プロストックラケット

今回はHeadのプロストックについて。多くの先達が取りまとめてくださっているデータに、自身の調査結果を付け加えたものです（2020/6/9現在）。情報を得たら更新したいと思います。

 

・おそらく、Headのラケットには全てコードナンバーが振られていると思われます（あたりまえ？）。市販品のパレットの下にもコードナンバーが確認できることがあります（できない物もありそうです）。

・2011年後半から2012年前半に、TGKはリテール用コードにTGTはプロストックコードという振り分けになったとの噂ありw

 

以下コード表。

・概ね海外掲示板＋ネットから拾った情報＋自分が実商品で確認した内容です。

・市販品コードの横には（retail）と記載しています。

・スペック等拾えているものを追記していますが、おそらくそれが＝元スペックではありません（カスタム後の数値が多いでしょうから参考）

 

TGK
TGK112.3 - Radical Tour Special Edition (unconfirmed)
TGK197.1 - Flexpoint Instinct Liquidmetal
TGK219.1,2,3 - Pro Stock MG Extremes (.2 used by Kuznetsova)
TGK219.15 - Youtek Extreme Pro (softer lay-up)
TGK223.2 - Flexpoint Prestige MP
TGK223.2 B-1 - Stiffer Flexpoint Prestige MP
TGK231.1 - MG Radical MP 18x20
TGK231.2 - MG Radical MP 18x20 (stiffer)
TGK231.3 - MG Radical MP 16x19

TGK233.1 - MG Radical Pro 16x19

TGK237.1 - MG Prestige Mid （93sq,330g,310mm,19mm,27",18x20）
TGK237.2 - MG Prestige Mid 16x19
TGK237.3 - YT Prestige Mid 18x20 （93sq,RA57,315mm,337g）
TGK237.4 - YT Prestige Mid 16x19
TGK238.1 - MG Prestige MP（98sq,320g,310mm,21mm,27",18x20）
TGK238.2 - MG Prestige Pro 16×19?
TGK238.3 - Prestige Pro (used by Wawrinka)
TGK238.4 - YT Prestige MP
TGK238.5 - YT Prestige Pro
TGK238.7 - Youtek Prestige MP XL in a slightly stiffer lay up？
TGK260.1 - YouTek Radical MP
TGK260.2 - YouTek Radical 16x19（98sq,27in,st370g.318mm.RA63,16x19=Berdych）　
TGK262.1,2,3 - Pro Stock Thin-Beamed Speed Pros（YouTek Speed Pro）
TGK263.1,2,3 - Pro Stock Thicker-Beamed Speed Pros（YouTek Speed MP 16x19）
TGK263.5 - IG Speed MP (315)
TGK269.1 - Youtek Radical Pro
TGK285.2 - Youtek IG Extreme Pro
TGK293.2 - Youtek IG Prestige MidPlus（retail）
TGK297.1 - Instinct
TGK297.2 - Instinct
TGK307.4 Graphene XT Radical Pro？
TGK312.1 - Graphene Prestige Rev Pro（retail）
TGK339.1 - 360 speed pro

 

TGT

TGT260.2- Youtek IG Radical MP 16x19

TGT260.3 - Youtek IG Radical MP
TGT260.4 - Youtek IG Radical Pro 16 x 19
TGT 262.4 - Youtek IG Speed Pro
TGT269.1 – G instinct （100sq, 343g,312mm, 27.5”,16x19）
TGT 285.2 - Graphene Extreme Pro？（16x19） TJ
TGT 291.2 ?? Graphene Prestige S（98sq,315g,320mm,21mm,27",16/19）
TGT 292.1 - Youtek IG Mid
TGT 293.1 - Youtek IG Prestige Pro（98sq,325g,310mm,16x19or18x20）
TGT 293.2 - Youtek IG Prestige MidPlus
TGT 301.1 Graphene XT Speed MP
TGT 301.2 Graphene XT Speed Pro　
TGT 301.4 Graphene XT Speed MP??（316g,320mm）
TGT 307.1 Graphene Radical MP (18/20)
TGT 307.2 Graphene Radical MP (16/19)
TGT 312.1 GXT Prestige Rev Pro
TGT 325.3 G360 INSTINCT MP 100,16×19
TGT 331.1 GrapheneTouch Extreme MP？
TGT 333.1 G360 Extreme MP
TGT 339.1 G360 SPEED Pro 305g,315mm,18x20 RA63
TGT 339.2 G360 SPEED MP 309g,308mm,16x19 RA63

TGT 341.1 Gravity MP 16x20（MPの記載無し版あり）
TGT 344.4 Gravity Pro 18x20

TGT 345.1 G360 Prestige ? 18x20
TGT 345.2 G360 Prestige ? 16x19

TGT 348.1 G360 extreme tour 98sq 16x19

 

PT
PT10 - Prestige Classic 600
PT113B1 - Made of a mix between Liquidmetal and Microgel Radical.
PT151 - Flexpoint Radical Tour（100 sq. 27.75” or 28”,18x19）
PT161 - Liquidmetal Instinct 18x19、16x19
PT167A - FXP Radical MP（98sq,27,334g,317mm,RA64,18x20,穴あり）
PT57A - Pro Tour 630 (available in PT57A, A2 and A3)
PT57B – Ti radical
PT57C - Ti Fire Pro Edition SE1/2
PT57D - Ti Fire Tour Edition SE1/2
PT57E - i.Prestige 630（i.Prestige MP）
PT57F - PT57 mold with Flexpoint-holes
PT219.2 - MG Extreme (used by Kuznetsova)
PT307 - ？？GHRadical Proコスメ（98sq.315g,316mm,27”, 16x19=Dimitrov test）
PT310.1: TGT301.x mold/shape but with a 95 sq in head and 61RA, 16x19と18x20あり？
PT310.2: TGT301.x mold/shape but with a 95 sq in head and 61RA, 18x20
PT312.1?? Gtouch Prestige MID 93,16×19,314g,315mm,RA56?

PT332.1 - MXG?

PT346

 

（補足）プレーヤーズコードについて

・スロートに貼られている小さなステッカーのことです

・先頭のアルファベットが”年”を、以降の数字がプレーヤー個人？を表しているいるようです。


"A"=2010
"B"=2011
"C"=2012
"D"=2013
"E"=2014
"F"=2015
"G"=2016
"H"=2017
“I”=2019
“J”=2020

 

※違う情報をお持ちの方がいたら是非教えてください。