ラケットインプレ SRIXON revo cx 2.0 tour (2015年モデル)
SRIXON revo cx 2.0 tour (2015年モデル)16×19
スリクソンのツアーモデルです。現在から2モデル前のものになります。
98平方センチメートルの revo cx 2.0よりもハードスペックですが、特にフレームが柔らかいという噂を聞き中古で購入して使用しました。
(メーカー商品説明)
ヘッドサイズ:95平方インチ
平均ウエイト(フレーム):310g
バランスポイント(フレーム):310mm
全長:27インチ
フレーム厚:19-20mm
カラー:ブラック/ グリーン
素材:グラファイト、高伸縮グラファイト、ダイポルギーエポキシ、高反発ウレタン
ストリングパターン:16×19
最近結果を出しているケビン・アンダーソン選手のモデルですが本人は18×20のストリングパターンで、限定モデルとして販売されるのが常です。
過去モデル(2.0や2.0tour)も使用経験がありますが、特に revo 2.0シリーズは打感が柔らかくて強打できるので「ソフトテニスっぽい!」と驚いた経験があります。
(インプレッション)
・面が小さいので振り抜きが良い
・めっちゃ柔らかい!球持ち感がすごい
・パワーアシストがそれなりにあり、そこそこ飛ぶ
・球の速度はあまり出ない
・ストリングスパターンが16×19なので、スピンはかけようとした分かかる
基本的には前に紹介したPrince Tour Pro 95 XRに似てます(スペックはほぼ一緒)
softtenniskeikenshanotennis.hatenablog.com
[振れる方向け]やはり自分からラケットを振っていくタイプの方向けですが、面サイズの割に反発も良く、オールラウンドに使える点でも通じるものがあります。このモデルから「ソニックコア」という技術を採用しており、柔らかいフレームの割に飛ぶ、との触れ込みでした。
[柔らかいけど球の勢いは・・・]
大きく違いを感じる点は、球持ち感・ホールド感の強さ。まさに「手で掴んで投げる」ような感覚です。ソフトテニス経験者には打感のイメージが近く違和感は少ないはずです。 ただ、球速的な面でのアシストはあまり期待できないかも。とはいえ、そもそも振れる人であればそのあたりは気にならないかもしれません。
[スピンは思い通りに]
スピンはしっかりかかります。球を掴んでいる間に、スウィングによってスピン量を調節することができる印象。フラット系にひっぱたいても使えると思います。このあたりもソフトテニス経験者向けか。
[コントロールは線]
アバウトに振ってもそれなりに狙える「線」の印象。イメージ通りのスイングができなかったとしても意図と違う方向や距離に飛ぶことは少ないので、その点コントロール性は高いと言えます。
[プレーイメージ]
深いボールで相手を追い詰め、前に出てフィニッシュ。というようなスタイルが理想でしょうか。ベースラインで繋いでチャンスを狙う方にも心強い相棒になるでしょう。
・打感がソフトテニスに似ていて柔らかい
・全力で振ってもアウトしづらい!(飛距離+スピン)
振りやすい95平方インチで、かつソフトな打感。ソフトテニス経験者にはおすすめのシリーズです。
ただパワーアシストは期待できません。そのあたりは求める機能によって選べるラインナップがそろっています。
もう少しパワーアシストが欲しい方は面サイズが98平方インチの 2.0シリーズ(軽量版もあります)。
さらにパワーアシストが欲しい方は女性面サイズ100平方インチの4.0シリーズ。
球に勢いが欲しい方はナイロン系でもいいかもしれません。スイングスピードのある方はポリ系でしっかり回転をかけながら叩く・潰すとラケットの持ち味が出せると思います。
<旧モデルなので新品は難しいかも>
新品は今扱いのある店は少ないと思います。
中古ラケット取扱店では見かけるのでお探しの方はチェックしましょう。
|
中古ラケットワールドさんは取り扱いが多くてお勧めです。
(お店のリンク)
なおヤフオク等にも中古品もそこそこ出てきますので、新品かどうかを気にしない人はそちらもチェックしましょう。
なお、DUNROPブランドで新モデルが出ています!
追って紹介します!
ソフトテニス(軟式テニス)経験者がテニス(硬式テニス)を始める際のポイントを考える(概要)
ソフトテニス(軟式テニス)とテニス(硬式テニス)を比較して、近い点と違う点をざっくり考えてみます。
<近い点>
・基本的な動き(走る、ボール打つ)
・道具(ラケット)
・動作(ストローク、ボレー、スマッシュ、サーブ)
・コートの大きさ
・ルール
<違う点>
①ボールの素材差=動きの差
②ラケットの握り方、振り方
③カウントの呼称
当然ですが、共通点が多いです。
よって、ソフトテニス(軟式テニス)経験者は、1からテニスを始める人よりも大きなアドバンテージを持っていることになるでしょう。
ただ、「違う点」を意識して調整できなければ、1からテニスを始めて経験を積んできた人には勝てません。
<違う点>
①ボールの素材差=動きの差
②ラケットの握り方、振り方
についてそれぞれ考えていきます。
③カウントの呼称
は言い慣れれば大したことはありませんw
初めはなんか照れましたww
ラケットインプレ Prince TourPro 95 XR
今回ご紹介するのは、現時点(H31.1)時点で私がメイン使用しているラケットです。
Prince TourPro 95 XR
<メーカーホームページより>
TeXtremeのフラッグシップモデル。強靭なフレームが生み出すスピードとコントロールを両立させた最強の1本。ハードヒットで攻めていく競技系攻撃型プレーヤー向け。スマートテニスセンサー対応モデル。
(商品説明)
ヘッドサイズ:95平方インチ
平均ウエイト(フレーム):310g
バランスポイント(フレーム):310mm
全長:27インチ
平均スウィングウエイト:288
フレーム厚:22-22-20mm
カラー:ブラック/ グリーン
素材:カーボン+テキストリーム
ストリングパターン:16×19
推奨テンション:43-48-53lbs
(インプレッション)
・面が小さいので振り抜きが良い
・薄ラケ/ボックスフレームの割には球離れが良い
・パワーアシストがそれなりにあり、このスペックの印象より飛ぶ
・しなり、たわみ感は少ないが硬くは感じない
・ストリングスパターン16×19+振り抜きの良さで、スピンはかけようとした分かかる
・ブレが少なく、コントロール性はかなり高い
[振れる方向け]
薄ラケ/ボックスフレームで面サイズ95平方インチとハードスペックに分類されます。
自分からラケットを振っていくタイプの方向けですが、オールラウンドに使えると思います。
[球速出る/硬くはない]
特に95平方インチという面サイズの割に、反発も良く、球の初速も出る印象。
RA値は64と聞いていますのでシャフトは柔らかいはずですが、しなる前にはじき出す印象で、球持ちを感じることは難しいかもしれません。硬さは感じません。
ホールド/しなり系のラケットはその分、球速が出づらい=攻撃力低となりがちですが、このラケットは速度が出るので攻撃的にもできる。
[スピンは思い通りに]
スピンは良くかかります。技術があればスピン量を調節することも容易でしょう。フラット系にスイングすれば、球離れの良さを活かし球速も出せます。
[コントロールは点]
非常に繊細なコントロール性で、点で狙えるイメージ。しかし、そのためにはしっかり振り抜くことが重要になります。
線で狙う、面で狙うようなイメージのラケットよりも繊細ですが、使えれば強力な武器になるでしょう。
[プレーイメージ]
速いテンポのラリーで相手を追い詰め、前に出てフィニッシュ。というようなスタイルが理想でしょうか。ストリングスの選択でいろいろな味付けができると思います。
基本的には癖のない素直なラケットです。テキストリームのレスポンスの良さがこのバランスを成り立たせているのでしょう。
・全力で振ってもアウトしづらい!(飛距離+スピン)
・打感が硬くない
[振りやすい、邪魔じゃない]
特にソフトテニスに比べて面が大きいラケットが私にはストレスでした。95平方インチくらいがちょうどいいです。
[対象イメージ]
ナイロンモノ/マルチなどを張ると飛びとホールド感も出るので、女性のソフトテニス経験者にもアリではないでしょうか。ただ、結構振る方限定かも。
男性のハードヒッターにはポリ推しですが、 私のようなハードヒット×非力な方であれば柔らかくて回転のかかるポリ系(私はブラックヴェノム愛用)でしっかりコートに収めていくというのは良いかと思います。
フットワークを使えて、ラケットも振れる、という方には是非おススメしたい一本です。
<今は買い時!>
ニューモデルが発売されたためか、下記サイトで特価で販売されています!新品でこれは安いので是非。
なおヤフオク等にも中古品も出てきますので、新品かどうかを気にしない人はそちらもチェックしましょう。
|
なお、後継機種が出ていますが、私はまだ試せていません。
※見た目も似ていますが、旧商品はtour pro 95 XR、現行はtour 95になります。
|
旧モデルは球離れが早く、その分ホールド感・球持ち感を感じづらかった点を「硬い」と感じる方もいたようですが。テキストリーム×トワロンでホールド感UPかつ球離れも良いとのことなので、とても気になります。
はじめに
はじめに
私は中学、高校とソフトテニス(軟式テニス)を経験し、その後社会人になって会社の集まりでテニス(硬式)をはじめました。
そしてテニス(硬式)の楽しさを知り、今ではシングルスの大会(テニス界では「草トー」と呼びます)で優勝を何度も経験することができました。
しかし、それまでにはソフトテニス(軟式テニス)経験者ならでは、と言えるかもしれない数々の障壁がありました。
これからテニスをやってみようという、ソフトテニス(軟式テニス)経験者へその経験をシェアできればと思い、記事を書いていこうと思っています。
なお、筆者は軟式テニス/ソフトテニスという呼称の狭間でプレーしていた世代ですので最近のソフトテニス界には詳しくありません。その点はご了承ください。